JR大船駅を管轄する栄消防署の豊田特別救助隊と鎌倉市消防本部の特別救助隊がこのほど、合同で列車事故を想定した対応訓練を東日本旅客鉄道(株)鎌倉車両センター(鎌倉市)で実施した。同駅周辺は横浜市栄区と鎌倉市の両市にまたがっており、災害発生時には両機関の連携が必要不可欠となることから合同訓練を行った。
昨年12月の10日、19日に訓練が行われ、各日ともに消防職員とJR職員併せて約30人が参加。車両センターでは、実際の車両を使用した訓練が行われ、JR職員からの車両構造説明後に、救助隊員が充電式油圧救助器具やマット型空気ジャッキなどの資機材を使い、車両を持ち上げた。
その後、列車事故を想定し、持ち上げた車両からの傷病者救出方法などを確認した。
実車両を使用した訓練が初めてだという救助隊員は「新たに配置された資機材で、実際に車両を持ち上げることができて、有意義な合同訓練になった」と振り返った。
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