栄消防署(家田昌利署長)はこのほど、本郷台駅前広場で「防火・防災フェア」を開催した。
3月1日から7日の「春季全国火災予防運動」に合わせて毎年実施される同イベント。当日は、栄火災予防協会や消防団などの協力のもと、初期消火体験や、道端に倒れている人が描かれた絵から、消防士に対して状況を伝える模擬通報体験などの企画を実施。参加者は楽しみながら防火・防災に関する学びを深めた。
なかでも、子ども連れを中心に人気だったのが地震体験。参加者は地震の揺れが再現できる起震車に乗り、消防士から身を守るための姿勢などを教わった。起震車に乗った区内在住の女性は「揺れの大きさに驚いた。地震が発生した時に自分の身を守る行動が取れるように準備したい」と語った。
また、普段はやまゆり幼稚園(鍛冶ケ谷町)の職員として働く消防団員が中心となって行われた紙芝居や、今回が初参加で、防災関連の本を展示した横浜市の移動図書館「はまかぜ号」にも多くの人が集まった。
家田署長は「暖かい日も増えてきたが、空気が乾燥している時など引き続き、暖房器具の取り扱いには十分に気をつけて、春を迎えてほしい」と区民に呼びかける。
栄消防団の加藤正基団長は「今回の取り組みをきっかけに、防火・防災に対する意識を高めてもらいたい」と同イベントの趣旨を語った。
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