栄区にある神奈川県警察学校で11日、入校式が行われ今年4月から新たに警察官になった365人が入校した。
大卒以上の初任科短期課程(6カ月)が191人。高卒、短大卒、専門卒などの初任科長期課程(10カ月)が174人。このうち女性が90人で直近7年では最多となった。
入校式には久保田剛学校長や黒岩祐治神奈川県知事らが出席。久保田学校長は「自らを厳しく律し、どんなに小さな規則でも守る遵法精神を身に付けてほしい。また、勉学と訓練に一生懸命に取り組んでほしい。中途半端な知識では県民の期待に応えられない」と語りかけた。
さらに、黒岩知事は「皆さんは立派な警察官に見えるがそれは怖いことだ。警察には権力がある。県民目線では新人かどうかは関係ない。一生懸命勉強してほしい」と期待を込めた。
姉弟で採用も
入校者の最年少は高卒の18歳。最年長は33歳。中には姉弟で採用された人もいる。姉の櫻井未稀巡査と弟の智大巡査だ。二人は話し合ったわけではないが、共に警察官を志し、同じ年に採用されたという。
未稀巡査は「たくさんの人に感謝される警察官になりたい」、智大巡査は「やっと警察官の一員になれたという嬉しさがある」と語った。
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