ごみ処理を子どもと学ぶ アフリカ諸国から視察団
横浜市資源循環局港南事務所は7月6日に桜岡小学で、4年生児童にごみと資源について教える出前教室を実施した。この教室に日本の廃棄物処理を学ぶためにアフリカ諸国から来日している視察団の9人も参加、市の取り組みを視察した。
出前教室は小学校の多くで実施しているもので、座学に加え、ごみ収集車を間近に見学する内容。子どもたちにリデュース、リユース、リサイクルの意義や目的を教え、ごみの捨て方を含め、分別の意識を高める狙いがある。
外国人の視察は、JICA横浜の研修プログラムによるもの。参加者はジブチ、モザンビーク、セネガル、南スーダン、スーダン、タンザニア、ウガンダの7カ国から来ており、セネガルから来たディチェさんは、「道端にごみを捨ててしまうことも多く、ごみは全部埋め立ててしまう」と自国の状況を説明。「学校や行政がしっかりとごみ問題に対処することはすごくいいこと」と感想を述べていた。また、同じくセネガルのエステルさんは「小学校でごみ問題を話すことはない。自分たちの国でもできたら」と視察を振り返っていた。
9人は、桜岡小学校のほか、鶴見焼却工場や鶴見資源化センターを視察するほか、市民病院で医療廃棄物の処理についても学ぶとしている。
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