4月3日告示、12日投開票の横浜市会議員選挙で、定数5人の港南区では、現職5人、新人2人の計7人が立候補を表明している。立候補予定者は本紙調べ(2月16日現在)。
自民党の瀬之間康浩氏(54歳/3期)と、民主党の市野太郎氏(49歳/2期)、自民党の田野井一雄氏(74歳/8期)、公明党の安西英俊氏(44歳/1期)、次世代の山田桂一郎氏(51歳/2期)の現職5人は早々に立候補に名乗りを上げている。ただし、山田氏は1月30日に発表された公認・推薦第一次公認に名前が記載されておらず、政党に関しては流動的と見られている。一方、新人では昨年12月に行われた衆議院議員総選挙で神奈川2区から出馬した共産党の三輪智恵美氏(61歳)が出馬を予定しているほか、静岡7区で民主党の衆議院議員を1期務めた斉木武志氏(40歳)が無所属で挑戦することを表明している。
7氏の訴えは
瀬之間氏は、議会基本条例を提案者として成立させた実績のほか、10年後の横浜を見据え、経済の活性化と低炭素・省エネルギー対策を進め、活力ある横浜をつくると訴えている。
市野氏は、市営バス217系統の存続や地下鉄快速運転の実現といった実績をアピールするほか、図書取次サービスの導入やスポーツ施設・運動場の維持確保、バス路線の拡充を目指す。
田野井氏は、自らが中心となって昨年に制定した「がん撲滅条例」の実績のほか、統合型リゾート整備など横浜経済の活性化や子ども会の会長として子どもの安全を守る取組をしたいと語る。
安西氏は、少子高齢社会を見据えて、若者や子育て支援策をさらに充実させるほか、地域包括ケアシステムを具体的に推進させ、安心して住み続けられる街を目指すとしている。
山田氏は、保育所・学童保育を充実させ、待機児童の解消を目指すほか、中学校給食の導入、特別自治市など地方分権の推進、道徳教育の推進、原発依存脱却、財政改革などを訴える。
三輪氏は、中学校給食実施や、所得制限なく中学3年生までの小児医療費無料化、特別養護老人ホーム増設を訴えるほか、憲法9条を守ることや、横浜にカジノはいらないと主張する。
斉木氏は、横浜を日本一経済力の強い街にすることや高齢社会への対応として独居世帯への巡回見守りサービスの充実などを訴えるほか、既存補助金制度の抜本的見直しを掲げる。
前回は瀬之間氏トップ
前回は瀬之間氏が1万4957票でトップ。続いて市野氏が1万4909票、田野井氏が1万4229票、安西氏が1万1997票、山田氏が9318票で当選している。
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