2期目議員による市政報告 55 公会堂再整備に課題解決の視点を 公明党横浜市会議員団 安西ひでとし
第1回定例会が25日に閉会します。私が予算特別委員会(建築局)で質問・要望した内容を報告します。
平成28年度に新しい港南区庁舎と港南消防署が完成します。港南公会堂は29年度以降に現庁舎を解体し、跡地に再整備する予定です。バス利用者と通行人の動線、港南中央駅から公会堂へのアプローチなど、検討すべき課題について市の認識を質問しました。
市は、ゆとりあるバス停スペースと安全・快適に通行できる歩行者空間を確保し、アプローチは雨天時も快適で円滑に利用できるものとする方針を明らかにしました。工期や事業費も含め、複数の案を総合的に評価するとの考えを示しました。
地域課題を解決し、付加価値をつける視点が必要と考えます。費用対効果が上がり、効率的で効果的な市民サービスの提供につながるからです。市には地域の課題を的確に把握した上で施設計画を検討することを要望しました。
狭あい道路対策
防災の観点から、狭あい道路の拡幅は喫緊の課題です。市は整備促進路線として505Kmを指定していますが、整備が進んでいるとは言えません。
市の答弁によると、平成26年度末の整備実績は157Kmです。建て替えに合わせるケースやセットバック部分の所有の関係などの理由で整備が進んでいないとのことです。市は重点路線の選定や地域の機運を高める取組の実施などの方針を示していますが、ぜひ積極的に検討を進めてもらいたいと思います。
高齢者の入居支援
高齢者に住宅を提供する上で市の「民間住宅あんしん入居事業」が大きな役割を担っています。さらなる制度の充実が必要です。市の認識を質問しました。
市は、火災発生や孤独死などの対応や原状回復費がかさむといった家主の懸念が、制度充実の課題になっているとの考えを示しました。新たな補助制度として緊急通報システムをモデル的に導入することや、家主に対する制度の周知を図る方針などを示しました。
市には課題解決に向けた具体的な改善策を講じ、高齢者や障害者が安心して住まいを借りられる取組を推進するよう要望しました。
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