市会議員 山田桂一郎 語る 市政報告 今こそ考えよう横浜の「水事業」
安定した水道事業は、安全安心な市民生活のために不可欠です。私は第１回定例会予算特別委員会で市に対し、水事業に関する課題解決を訴えました。
九州各地で今年１月末、記録的な寒波によって水道管が破裂し、大規模な断水が起こりました。横浜市内でも同時期、水が出ないという問合せが１８０件ありました。異常気象が多発している昨今、市内でも水道管の破裂や漏水は十分に考えられます。市に対して万全の対策を要望しました。
市のペットボトル事業「はまっ子どうしＴｈｅＷａｔｅｒ」の採算についても指摘しました。当初４０００万円の利益が今や２００万円と６年間で20分の１に減少しました。人件費を差し引くと大きな赤字です。水源保全の啓発とビジネスの両立は困難です。民間企業のノウハウを生かした公民連携など、今後の方向性をしっかりと決定すべきです。
また、水道事業の海外進出を目的に横浜市が１億円出資した横浜ウォーター株式会社も経営が低調と言わざるを得ません。出資金を回収するため、是が非でも大型プロジェクトを獲得するよう要望しました。
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