栄区桂台南在住の鶴岡果恋さん(18)が11日から始まる日本女子プロゴルフ協会(LPGA)主催のプロテストに向け、地元の第百ゴルフクラブ(栄区上之町)を中心に練習を続けている。鶴岡さんは「試合は慣れているけどテストは初めてで緊張する。いつも応援してくれている祖母を喜ばせたい」と力を込める。
ドライバー武器に
この春に湘南学院高校を卒業したばかりの鶴岡さんは、高校時代に神奈川県アマチュアゴルフ選手権(15〜18歳の部)を2度優勝するなどの実績をもつ。身長166cmの全身を使って振り抜くドライバーは、平均飛距離でも250ヤードを超す最大の武器だという。
今年1月にはイタリアのスポーツブランド「Kappa」とプロ契約を結び、すでに選手としての扱いは「プロ」となっている。もっとも、プロゴルファーとして各種ツアーを戦うためには「QT」と呼ばれる予選大会で上位に入り、出場権を得る必要がある。鶴岡さんの父・強さん(47)は「プロテストに受からなくてもQTに参加はできるが、そのレベルではQTやツアーを戦うのは難しい」と話す。
プロテストは1次、2次を経て7月に最終テストが行われる。また鶴岡さんは並行して、ティーチングプロのライセンス取得にも挑戦するため、この半年間が勝負だという。「自分はゴルフしか取り柄がない。必死になって結果に繋げたい」
小学生の頃から毎日のように通っている第百ゴルフクラブは、「どこの練習場より居心地がいいし、環境もいい。スタッフさんや常連さんに応援してもらえるのもうれしい」と話す。将来の夢を鶴岡さんは「賞金女王になって、湘南に家を建てたい」と笑顔で語った。
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