横浜市は14日、2017年度の生活環境に関する市民からの苦情相談件数を発表した。近年、苦情は増加傾向を示し、過去5年間で最多となる2556件となった。大気汚染や悪臭、騒音に関する苦情の増加が顕著となっている。
苦情の全件数は前年よりも58件増加。最も多いのは騒音の381件で前年よりも35件増えた。次いで多いのが大気汚染の368件で前年よりも75件増加。悪臭は339件で前年よりも59件増加した。特に野焼き(屋外燃焼)に伴うばい煙や臭いの苦情の増加が顕著となっている実態が明らかになった。ばい煙の苦情は215件で大気汚染の苦情の約6割を占めた。また臭いの苦情も215件で悪臭に関する苦情全体の約6割に及んだ。
一方、水質汚濁は白濁などの着色に関する苦情があるものの75件で44件減少した。
環境創造局では「市内全域の大気や河川の環境は改善されてきたが、地域ごとの公害苦情は依然として多い。近年、工業、商業、農業を営む地域周辺が宅地化していることが原因と考えられる」としている。
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