視覚障害者の外出を支援する「ガイドボランティア」の講座が2日、栄区福祉保健活動拠点ピアハッピィ栄(栄区桂町)で開かれ、約10人が参加した=写真。主催は栄区移動情報センター。
講座では視覚障害者への理解を広めようと取り組んでいる「ViewNet神奈川」の三嶋伸昭さんが講師となり「障害ってなんだろう どこにあるんだろう」と題して講演した。40代後半で失明したという三嶋さんは「目が見えないことなど一般に障害は個人にあると考えられがちだが、それで暮らしに支障が生じてしまう社会に『障害がある』と考えるべき」と話した。また様々なシチュエーションを写真で示しながら、不便を解消するための仕組みや配慮について参加者を交えて意見交換を行った。
また講座の後には実際にまちへ出て、視覚障害者の協力を得て歩行誘導体験も実施した。参加者は視覚障害者の様子を確認しつつ、サポートについて質問などをしながら会場周辺を歩いた。
参加者は「話だけでなく実際に誘導の体験ができて良かった。もっと多くの人に知ってほしい内容だった」「地域で視覚障害の人を見かけた時には積極的に声をかけようと思う」と感想を話した。
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