栄警察署、栄消防署、栄区役所、横浜栄共済病院、JR本郷台駅の5機関が18日、来年のラグビーW杯や東京五輪の開催を見据えたテロ対策訓練を駅前の広場で実施した。警備や警戒が不十分だとされている人や場所(ソフトターゲット)を狙うテロを想定し、約100人が参加した。
訓練では犯人が現場に残した不審物の調査・処理をする特殊重機の爆発物処理用具=写真左=も出動。機動隊が不審物をエックス線照射で調べ、爆発物の可能性が高いことを確認すると容器に収容して専用車両に搬入した。訓練終了まで駅前は緊迫した雰囲気となった。
栄警察署の担当者は「訓練や準備を通し、各機関との連携を図れるようにしていきたい」と話した。
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