3期目議員による市政報告 95 学力調査の結果、施策に反映へ 公明党横浜市会議員団 安西ひでとし
平成30年度横浜市学力・学習状況調査の結果が発表されました。市立学校の約27万人の児童生徒を対象に実施され、今後の教育施策や学校支援に活用します。
調査結果から4つのポイントが示されました。【1】携帯電話やスマホの使用時間=小中ともに使用時間が長くなるほど学力層の下位の割合が高く、時間やルールを決めて使う必要性を指摘しています。【2】睡眠時間=小学校では7〜10時間、中学校では6〜8時間の睡眠時間をとっている児童生徒は学力層の上位になる傾向があります。【3】自己肯定感=「自分には良いところがあると思う」と回答した児童生徒は学力層AとBを含めると50%を超えます。自己肯定感を高めるため、人との関係づくりやコミュニケーションを図る場を意図的に設定する必要があります。【4】学校図書館=学校図書館へ行くことが「好き」としている児童生徒は小中ともに学力層Aを占める割合が多く、AとBを合わせると約60%です。教師と学校司書が連携・協働しながら学校図書館を利用する場面を作ることなどが重要です。こうした結果を参考により良い教育環境の整備を目指して参ります。
8050問題も
最近、報道されている「中高年のひきこもり」について、支援活動団体へのヒアリングや公明党五大市政策研究会(大阪市、神戸市、京都市、名古屋市、横浜市の地方議員の会議)を通じて研究を重ねています。
様々な事情でひきこもりの方々の長期化や高齢化が進み、疾病や介護、経済的な課題などの問題が絡み合っています。ひきこもりの50代前後の子を80代前後の高齢の親が養い続けることで発生するいわゆる「8050問題」も深刻化しています。
多岐にわたる課題をコーディネートできる相談窓口の設置や、身近な地域における居場所づくりなどを検討していく必要があると考えます。風評に左右されることなく、ひきこもりをはじめ生き辛さを抱える人たちに対する社会全体の理解促進が重要です。
さかえ横浜会議 クリニックでできる認知症診療気になるもの忘れ/どうすれば?(参加者募集 11月25日 さかえすた 18時~) |
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