横浜市港南スポーツセンター(港南区日野1の2の30)が4月1日から天井改修工事に伴い長期間休館となる。工事期間は来年3月31日まで。期間中は全館が使用できなくなる。
スポーツセンターは横浜市スポーツ施設条例に基づき、市内各区に整備されている施設。港南スポーツセンターは1980(昭和55)年に横浜市初の区スポーツセンターとして開館した。
館内には広さの異なる3つの体育室のほか、トレーニング室、研修室を完備する。子どもから高齢者までの健康づくりのほか、各種スポーツイベントの会場として利用されることも多い。また災害時の帰宅困難者一時滞在施設や遺体安置所としても指定されている。
改修工事は4月1日から来年3月31日までの予定で行われ、その期間は全館が休館となる。現在、同センターのホームページでは4月以降の利用予約も中止されている。
改修内容はつり天井工事を中心に、配管などの衛生設備工事、体育室やトレーニング室をLED化する照明工事、内壁工事などを行う予定で、外観や利用上の大きな変化はないとしている。
市の担当者によると「市全体としても1年間の休館は長く、初めてのケース」と話す。
市では改修期間中の施設利用について、近隣の地区センターの利用を呼び掛けている。また帰宅困難者一時滞在施設の機能については港南区民文化センターひまわりの郷で対応するとしている。
今回の改修は2011年3月に発生した東日本大震災で建築物の天井が脱落することが多数生じ、大規模空間を有する建築物の天井脱落対策に関する新基準が制定されたため。横浜市内では地区センターや公会堂、ホールなど102施設38
室が対象。同スポーツセンターは災害時に最も重要な拠点となる施設に位置付けられている。
問合せは港南区役所地域振興課(【電話】045・847・8399)へ。
さかえ横浜会議 クリニックでできる認知症診療気になるもの忘れ/どうすれば?(参加者募集 11月25日 さかえすた 18時~) |
<PR>
港南区・栄区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|