新型コロナウイルスの影響を受けた人を支援しようと、外食店をチェーン展開する(株)コロワイド(本社・横浜市西区/野尻公平代表取締役)が6月1日、無料で食事を提供する取り組みを始めた。『コロワイド食堂』と銘打ち、港南区内の店舗など4店舗で実施している。
実施している店舗は▽甘太郎上大岡店(港南区上大岡西1の14の8ハイライトビル)▽北海道戸塚東口(戸塚区戸塚町8ラピス戸塚2ビル)▽北海道平塚ラスカ平塚駅ビル店(平塚市代官町1の1ラスカ平塚南館)▽北海道大船店(鎌倉市大船1の11の23ウエキビル)--の4店舗。支援の対象はひとり親世帯や新型コロナウイルスによって仕事がなくなった人、アルバイト先が休業している学生などで、同社の担当者は「自己申告制でお願いします」という。
この取り組みのきっかけは、同社の運営店舗で働くアルバイトの「休業によりお金を稼ぐことが出来ず、生活が苦しい」という声。東日本大震災や熊本地震で炊き出しなどを行った経験もあり、休業中の店舗を活用して「一刻も早い支援を」と決断した。
実施するのは正午から午後7時まで。利用者はチケットとなる配布中のチラシを提示することで用意されたメニューから好きなものを選ぶことが出来る。実施は6月末までの予定だが、延長や実施店舗の拡大を検討中だという。同社の担当者は「このような状況でも食の楽しさを伝えていきたい」と話している。
問合せはコロワイド食堂事務局(【電話】045・274・5985)。
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