市会議員 たのい 一雄 市政報告 臨港パークに「人工海浜」実現新しい時代の横浜の象徴へ
横浜市は、めざす都市像として「ハーバーリゾートの形成」を掲げ、統合型リゾート(IR)の誘致を含め、臨海部の再整備に取り組んでます。私は横浜の地域経済活性化の起爆剤、そして横浜の象徴として世界的なイベントが開催できる、メインスタンドを有したイベントロードの整備▽世界的な電気自動車のレース「フォーミュラE」の誘致▽かつて横浜に広がっていた「砂浜」の再生--を提言して参りました。
「砂浜」を市民とともに
令和3年度の予算案の中で横浜市は「安全・安心で環境にやさしい港」として「カーボンニュートラルポートの形成」が打ち出されました。注目すべきは臨港パーク先端部にCO2を吸収する藻場・浅場をつくり、整備される「人工海浜・岩場」(1・4ヘクタール)です。
菅首相が「2050年の脱炭素社会の実現」を打ち出す中、横浜では水素やアンモニウムなどの次世代エネルギーの活用やLNG(液化天然ガス)の供給拠点としての港の役割を高めます。スポーツや散策が楽しめる、幅100メートルの砂浜が整備されます。近くには水上交通の拠点となる桟橋を整備し、来街者の回遊性を高める計画です。
定例会での答弁で市担当者は砂浜の整備について「民間のノウハウを活用する」考えを示しました。横浜の砂浜再生を巡っては「NPO法人ともに浜をつくる会」など市民活動団体が活動に取り組んでいます。ぜひ、そうした活動と連携させて、市民から親しまれ、自然豊かな海浜となるよう応援していきます。
夢のある施策を
検討中の統合型リゾート(IR)の参入事業者に対し、例えばイベントロードのような市民から親しまれる施設整備を条件付けることも必要と考えています。東京や他都市にはない、新しい名所が生まれ、市民がスポーツやエンターテインメント、アクテビティを楽しむことができます。
コロナ対策を進めながらも地域経済の活性化には将来に対する「気運」が重要です。アフターコロナを見据えた、夢のある地域活性化策を描くことが私の役割だと考えています。
さかえ横浜会議 クリニックでできる認知症診療気になるもの忘れ/どうすれば?(参加者募集 11月25日 さかえすた 18時~) |
<PR>
|
|
|
|
|
|