市政報告 国と連携し”がん撲滅へ” 市会議員 たのい一雄
『人生100年時代』といわれる中、健康寿命の延伸のためにもがん対策は自治体においても喫緊の課題です。日本では2人に1人が生涯でがんになると言われており、私の妻も2003年にその尊い命をがんで失いました。それ以来、がん対策に尽力し、14年に「横浜市がん撲滅対策推進条例」を制定しました。がん撲滅横浜市会議員連盟の会長として、国と連携しながら、がん予防の推進やがんの早期発見の推進、患者と家族への支援などさまざまな活動を行っています。
横浜市でも特定の年齢の市民を対象に胃・肺・大腸・子宮・乳・前立腺のがん検診を行い、がんの早期発見をし、的確な治療につなげています。
「不妊治療の保険適用」実現をサポート
この4月から不妊治療の保険適用拡大と子宮頸がんを予防するHPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチンの積極的勧奨が再開されています。これは、菅義偉前内閣総理大臣が当時、少子化対策の柱として「不妊治療の保険適用」の方針を打ち出したものの成果となります。2年ほど前になりますが、私が医療に携わる「がん撲滅市会議員連盟会長」として、橋渡し役となり厚生労働省の副大臣だった三原じゅん子参議院議員の視察が実現しました。西区にある不妊治療専門の「みなとみらい夢クリニック」を訪れた三原じゅん子さんは、院長をはじめ、各現場スタッフの話に熱心に耳を傾けている姿が印象的でした。
三原さん自身も2008年に子宮頸がんが見つかり手術した経験があります。女性活躍推進と少子化対策の観点からも「不妊治療の保険適用」と「HPVワクチンの進展」には並々ならぬ努力をしていました。横浜市会議員として、引き続き三原じゅん子参議院議員と連携し、医療・福祉分野に全力を尽くします。
さかえ横浜会議 クリニックでできる認知症診療気になるもの忘れ/どうすれば?(参加者募集 11月25日 さかえすた 18時~) |
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