神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
港南区・栄区版 公開:2023年3月16日 エリアトップへ

横浜市 子ども向けに脱炭素教材 家庭での「行動変容」めざす

教育

公開:2023年3月16日

  • LINE
  • hatena

 横浜市は気候変動のメカニズムや影響、脱炭素の必要性などについて理解を促すための、学校で活用しやすいデジタルコンテンツを独自に作成する。子どもの学びを通じて、家庭や地域等の大人を含む社会全体の行動変容につなげていく事が目的。

 2050年までの脱炭素化「ゼロカーボンヨコハマ」の実現を2018年に掲げている横浜市。さらに昨年2⽉には、2030年度までの温室効果ガス削減⽬標を、国の⽬標を上回る「2013 年度⽐ 50%」に引き上げることを宣⾔した。

 一方で市が今年1月に改定した「地球温暖化対策実⾏計画」によると、2020年度の市内CO2排出量のうち、家庭からの排出は29%。国の平均16%と比べると、相対的に家庭からのCO2排出の割合が大きいとされている。

 市は家庭での脱炭素行動を推進するためには、子どもを通じた大人への発信から社会全体での行動変容が有効と考え、「カーボンニュートラルエデュケーション推進事業」を2023年度の当初予算案に計上した。

デジタルのコンテンツ作成

 具体的には、タブレット端末を活用して気候変動のメカニズムや影響などについて学べるデジタルコンテンツの作成を2023年度中に企業と連携して実施。総合的な学習など学校の授業での使用を想定し、翌年度以降、実際に市立小学校などでの活用を予定している。市温暖化対策統括本部の担当者は「温暖化対策は長期的な課題。子どもたちを通じて家庭や地域といった大人たちにも『自分ごと』としてもらうようにしていきたい」と狙いを説明する。

 一方でこれまでも市内では「ヨコハマ・エコ・スクール(YES)」として、約170の企業・団体が市内小中学校や地域の団体を対象に環境に関する出前講座を継続して行っている。こうした活動との連携については「ノウハウを持っている方たちがたくさんいるので、デジタルコンテンツの内容にご意見を頂くなど考えていきたい」と話した。

港南区・栄区版のトップニュース最新6

資金集め50周年花火

本郷台小4年1組

資金集め50周年花火

開校記念 児童ら「感謝」

11月21日

電柱への防犯灯設置拡充

横浜市

電柱への防犯灯設置拡充

青葉区の強殺事件受け

11月21日

日下グリーン関東大会へ

小学生女子バレー

日下グリーン関東大会へ

県で27年ぶり優勝

11月14日

自転車「ながら運転」に罰則

自転車「ながら運転」に罰則

1日から改正道交法施行

11月14日

半世紀ぶりにリノベ

かもめ団地集会所

半世紀ぶりにリノベ

26日から一般利用開始

11月7日

50周年フェス「盛大に」

栄区犬山町会

50周年フェス「盛大に」

9、10日 いの山東公園

11月7日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 11月21日0:00更新

  • 10月31日0:00更新

  • 10月24日0:00更新

港南区・栄区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年11月23日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook