港南消防署(櫻井清二署長)は17日、管轄区域内での人命救助に貢献したとして、2件の事案に対して感謝状贈呈を行った。
事案1は川崎市の消防職員内田仁さんと、京浜急行株式会社上大岡駅の駅員6人に対して。駅員6人は、昨年11月13日午前8時頃、特急電車内で意識を失った乗客がいるとの連絡を受け対応。偶然居合わせた消防職員の内田さんの指示の下、AEDなどの心肺蘇生法を実施した。男性はその後、自己心拍と呼吸を回復し、現在は退院に至っている。
駅員の一人は「乗客の命を救えてよかった。内田さんのおかげであり、また、AEDの社内講習も人命救助につながった」と話す。また内田さんは「AEDを持った駅員の姿を見てすぐに『消防隊員だ』と名乗り出た。回復したと聞いて嬉しい」と語った。
事案2は日野川の護岸工事現場で作業や警備などに当たっていたファムゴック・ホアさん、小野義博さん、鈴木弘幸さん、苅谷博さんの4人に対して。4人は昨年11月28日午前9時15分頃、工事現場近くの戸建住宅にあるエアコンの室外機から火が出ていることに気づき、住人の男性に知らせた他、初期消火、周辺住民への声かけなどを行った。出火元の住宅に住んでいた男性は、出火当時寝ていたが、作業員らの声に気づき、無事助かった。また、初期消火の甲斐もあり、被害は建物壁面の一部に留まった。櫻井署長によると「発見が遅れれば、被害が拡大していた可能性が高い」とのこと。また2件の事案を総括し「多くの区民が実践できるよう、消防として啓発に取り組む」とも話した。
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