昨年12月17日に行われた、空手の全国大会「第11回全日本ジュニアチャンピオンシップ」に出場した全日本極真連合会神奈川県井上道場上永谷支部の小学5年生3人が7日、港南区の栗原敏也区長から表彰を受けた。
昨年、愛知県のドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)で行われた「第11回全日本ジュニアチャンピオンシップ」に出場したのは、いずれも港南区内の小学校に通う小野一翔さん(小5)、牛尾隆成さん(小5)、赤井駿亮さん(小5)。同大会で小野さんは小学5年男子軽量(36kg未満)で優勝、牛尾さんは同カテゴリーで準優勝、赤井さんは小学5年重量(36kg以上)でベスト8の成績を収めた。
栗原区長は7日、港南区青少年文化スポーツ活動区長表彰の一環で同支部を訪れた。これは文化やスポーツで優秀な活動を行った区内の児童・生徒に区長から表彰を行う取り組み。全国大会出場者などが対象となる。栗原区長は3人に「すごい活躍だった。これからも頑張ってほしい」と声をかけながら、賞状と記念品を手渡した。表彰後、小野さんは「絶対に勝つ。勝てると思って臨んだ大会だった」、牛尾さんは「勝つ気持ちで決勝(小野さんと対戦)を戦った」、赤井さんは「強豪が多く、厳しい大会だった」と振り返りながら話した。
高校生と同じ練習で強化
3人が空手を始めたのは4歳の時。2016年に開設された上永谷支部の1期生だ。特に、小野さんは同支部初の全国大会優勝者となった。3人の指導を担当する同支部責任者の郭山信一さんは「大会前になると、週5日の練習になり、高校生と同じ量の走り込みなどハードなメニューを行うこともある」と話す。その狙いは体力強化に加え、精神面の強化だ。小学生の試合では、1分半の試合時間や時には延長戦までの間戦い続けなければならないため、技術に加え精神面での強さも必要だという。「折れない気持ち、忍耐力を養うことを指導のモットーとしている」と指導理念を語った。また、全国大会出場者を3人輩出したことについては「各地の大会に出場するため保護者が協力をしてくれた。保護者のお陰が大きい」と話している。
今後について小野さんは「ライバルと競い合いながら、さらに強くなり、連覇をしたい」、牛尾さんは「試合に勝つと嬉しいので、全ての全国大会で優勝する選手になりたい」、赤井さんは「いずれは世界大会に出るような選手を目指している」と抱負を語った。
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