栄区でも工事が進む横浜環状南線(釜利谷JCT―戸塚IC・仮称)の一部で横浜横須賀道路へと接続するHランプ第一トンネルが17日、貫通し関係者らが式典を行った。開通時期は未定だが、これまで一般道を通っていた工事車両がトンネルを通行できるようになり、周辺道路の混雑緩和が見込まれる。
東日本高速道路株式会社が整備を進める横浜環状南線は釜利谷JCTと国道1号(戸塚IC・仮称)とを結ぶ道路で、圏央道、横浜環状道路の一部に位置付けられる。今回貫通したのは、横浜環状南線の最東部で、戸塚方面から来た車が横浜横須賀道路に接続するための道路「Hランプ」の第一トンネル。掘削工事の大半が終了し迎えた17日の「貫通式」では、関係者らが見守る中、残った厚さ1メートルほどの壁に掘削機で1・5メートル四方の穴を開け貫通となった。これによりこれまで一般道を通ってた同線工事のための車両が、トンネルを経由し、直接高速道路に入ることが可能になった。環状4号など周辺道路の混雑が緩和すると見込まれている。
開通時期は未定
式典を終え、同社の松本大輔庄戸工事長は「今回のトンネル工事は難易度の高い部分があった」と話した。この区間は横浜横須賀道路の狩場IC方面、横須賀IC方面につながる上下線に加え、並木IC方面への本線上下線の計4本のトンネルが並走。そのため、隣のトンネルとの幅が最短で0・6メートルになるなど、高い技術を必要とする場面もあったという。また住宅地が近いことを考慮し、騒音や振動などの影響をヒアリングしながら工事を進行。影響を最小限にする工夫も図った。今後は下り線の工事が行われる予定。松本工事長は「慎重な工事をしており、開通時期は未定です」としている。
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