小学生自身がメニューや仕入れを考え、調理し、販売する「第1回横浜こども屋台選手権」が6月2日、高島中央公園(西区みなとみらい)で行われ、本郷台小学校の児童9人「台小9(ダイショウナイン)」が初代王者になった。
◇ ◇ ◇
台小9のメンバーは本郷台小学校に通う5年生の柴原さくらさん、和田大澄さん、三森心陽さん、武藤朱里さん、皆川浩輔さん、前田莉乃さん、有働奏乃さん、櫻井彩乃さん、羽生鈴椰さんの9人。こども屋台選手権に参加したい人をクラスで呼びかけて、この9人が手を挙げた有志だ。
同選手権は(一社)横浜青年会議所が横浜開港祭に合わせて初めて企画したイベント。小学生4人以上がサポート役の大人とチームを結成。第1回は10チームが参加した。地元企業が提供する鶏肉や豚肉、野菜、卵などの食材を1品以上仕入れて使うことなどがルールとなる。1チームにつき200食を用意。2食分で1票の投票権利が与えられ、最も票を集めたチームが初代グランプリに輝く。
出汁で旨味を
台小9は小松菜と国産豚コマなどを使い、野菜と肉がたっぷり入った焼きうどんで勝負した。メニューのポイントは児童が4年生の時に学校で追及した『究極の出汁』を使って焼きうどんに旨味を足しているところ。
調理の練習を重ねてきた児童は当日、奮闘した。用意した200食は完売。総投票数786票のうち119票(15・1%)を獲得し、1位に輝いた。2位は101票、3位は93票。
リーダーの柴原さんは初代グランプリについて「皆で協力して、仕入れも調理も自分たちでやって優勝して、とても嬉しかった。2位まで呼ばれなかったので、4位か、1位かどっちかなぁーと思って心臓が飛び出そうになったけど、まさかの1位で嬉しかった」と喜びを語る。
|
|
〈神奈川県後期高齢者広域医療連合からお知らせ〉【75歳以上の方が対象】いざ、健康診査へ!今こそ自分の身体を見つめなおす時 |
福祉クラブ生協実践講座 11月3日介護のコツが学べる実践講座(栄区内で無料開催) https://www.fukushi-club.net/entry/form_gen.php?fcode=syakai_kouza |
<PR>
港南区・栄区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|