港南区の防災・減災などについて会員同士が情報共有をする港南区防災対策連絡協議会(栗原敏也会長)が6月26日、港南公会堂で開催され、多くの来場者で賑わった。
当日は山口治彦港南消防署長に加え、町内会長らが出席。冒頭、港南区長の栗原会長は「洪水等は各地で発生しており、対策をしなければならない」と力強く決意を示した。その後は市の職員から、2023年度の事業報告が行われ、能登半島地震の際に現地へ派遣された港南消防署員や港南区役所職員の活動等について報告があった。
続いて、高潮浸水想定区域に最戸一丁目が追加されたこと等、防災に関する情報を共有。加えて、水道局給水サービス部洋光台水道事務所の井田雅之係長による「災害時における横浜市の給水体制」に関する説明があり、「水道は繋がっているので、施設全体の耐震が課題」と話した。同協議会によって、区全体で災害へ備えるための情報共有が達成された。
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