神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
港南区・栄区版 公開:2024年7月18日 エリアトップへ

上半期の速報値発表 栄消防署 建物火災が前年比2・5倍

社会

公開:2024年7月18日

  • X
  • LINE
  • hatena
新倉係長(左)と菅野副署長
新倉係長(左)と菅野副署長

 栄区内における2024年上半期の火災・救急状況(速報値)がまとまった。栄消防署によると、昨年を上回るペースで火災が発生し、中でも建物への被害が増加しているという。

 火災件数は昨年から5件増の12件。特に建物火災は4件から10件へと2・5倍に増えている。加えて、焼損床面積は181平方メートルで昨年比約3倍に増加。死傷者数も増えており、3人から7人となっている。建物火災の増加に付随する形で焼損床面積や死傷者数も増える形となった。

電気配線による被害増

 出火原因として顕著なのが、コンセント周りのトラブル。栄消防署によると電源タップなどに複数の電気機器を接続するタコ足配線が危険だという。電源タップの許容電流を越えることなどが原因で、熱を持ち発火する。加えてコードが家具の下敷きになって起こる断線も多く、踏まれている部分で電流の流れが悪くなることでコードに熱が溜まり、出火するケースがあるという。栄消防署副署長の菅野剛さんは「定期的な点検をお願いしたい」と話した。

 同消防署は対策として防災訪問を実施。高齢化率の高い地域を重点的に警報機の設置状況の確認、防災に関する情報共有を行っている。予防係長の新倉浩一さんは「周囲の方とコミュニケーションを取ることで、注意喚起の輪が広がって欲しい」と市民同士の共助に期待を込めた。

港南区・栄区版のローカルニュース最新6

横浜市商店街総連合会がPayPay使い広域プレミアム商品券 10月1日から販売

横浜市内商店街9店舗が高島屋で自慢の品販売

横浜市内商店街9店舗が高島屋で自慢の品販売

9月25日から催事「LOVE YOKOHAMA」

9月13日

「水道のある風景」を写真で

市水道局

「水道のある風景」を写真で

9月末まで作品募集

9月12日

自費出版無料相談会を開催

先着5人限定

自費出版無料相談会を開催

ベテランスタッフが応えます

9月12日

「存在感のある表現者に」

港南台「アトリエ」出身・榊さん

「存在感のある表現者に」

東京バレエ団で初主演

9月12日

自治会・町内会むけ防災ボトル

災害時に役立つ6品が、これ1つに

自治会・町内会むけ防災ボトル

名入れ、オリジナル制作も対応

9月12日

栄区社会福祉協議会

10月22日から11月26日で、全6回の講座を実施

https://sakaeku-shakyo.jp

<PR>

あっとほーむデスク

  • 9月12日0:00更新

  • 9月5日0:00更新

  • 8月29日0:00更新

港南区・栄区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

港南区・栄区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年9月14日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook