環状2号「上永谷駅入口」交差点で5月上旬から花茎を伸ばした、数十年に一度花を咲かすというリュウゼツラン。大きな注目を集めるなか、7月13日頃に開花を迎えた。
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5月上旬から花茎を伸ばし始め、そこから伸びた枝の先に蕾を付けている状況が6月中旬から続いていた環2のリュウゼツラン。6月末から開花は間近とされていたが、13日の夜に地元住民によって開花が確認された。当時の状況を、付近を通りかかった久保田ゆみさんは「暗くなっていたが、蕾が開いているのは見て取れた」と話している。
現地には多くの見物人
リュウゼツランは数十年に一度しか咲かないという特徴と、その巨大な姿から人々の注目を集め、6月初旬には地上波放送のテレビでも取り上げられた。その後、区内外から多くの人が集まり、時には見物人が車道に出そうになることも。港南警察署には「危ないケースがあるので、注意して欲しい」という要望が入ったという。
現地で写真を撮っていた港南区在住の女性は、「身近な場所で貴重な植物を見られるのは嬉しい」と笑顔で語った。19日の午後2時現在は花茎の中部まで蕾が開き、今後は最上部の蕾も徐々に開いていくと思われる。
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