栄区文化協会はこのほど行われた第29回定期総会にて、新たに柳田煌海(こうかい)さん(83歳)を栄文化協会長へ選任した。
栄区文化協会は区民の文化・芸術活動の振興を図るとともに、会員同士の交流・親睦を深めることを目的とする団体。「さかえ春の文化祭」や「栄区民芸術祭」等のイベントを開催している。現在は98の団体、約1000人が所属している。柳田さんは同区の書道協会会長も務める書家。会長就任に際して「多くの区民に文化活動を楽しんでもらえるようにしたい」と話した。
現在の役職になる以前から協会における会則の改定に尽力。「会則は団体を映す鏡でなくてはならない」と語り、取り組む事業の項目は4つから8つに増え、より多角的な活動方針を示した。
イベント開催に注力
新体制後は会員数の減少対策として「後進育成」「非会員向けの講演会・研修の促進」に力を入れていくという。
書道協会の会長として4月には栄公会堂にて非会員に向けて書道教室を開講。約30人の応募があった。柳田会長は「区民の皆様の文化芸術活動に対する期待は会の設立当初とそれほど変化していないと思う」と一定の手ごたえを感じている。一時は170の団体、約2700人が所属していた同会。会員が減少するなか、柳田さんは非会員との接点を増やすため、各所属団体にイベントの開催をするように呼びかけている。
今後について「人生で培った経験を、ここで生かしていきたい」と意気込む。
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