港南区を拠点に活動する女子サッカーチーム、SHガールズ(U12)がこのほど、第44回神奈川県少女サッカー選手権大会で準優勝を収め、2年連続で関東大会出場の切符を勝ち取った。県2位はチーム発足以来の快挙。
2000年創部
SHガールズは諫山幸男代表が2000年に創設した小学生女子のサッカーチーム。現在は港南区、栄区や近隣区の小学生に加え、中学生年代(U15)、高校生年代(U18)の選手も活動している。火曜日の午後に、日限山小学校体育館で練習するほか、土日祝は港南台ひの特別支援学校などで練習に励む。
PK制し決勝へ
関東大会行きの切符4枠を競い行われた県少女大会には26チームが出場した。大会は8人制。SHガールズはシードのため2回戦から登場した。初戦のFC NADESHIKOは3―1のスコアで勝利しベスト8に。勝てば2年連続の関東行きが決まる準々決勝はFCパッセロ相模原と対戦。試合序盤は緊張から選手の動きが硬かったが、時間とともにいつも通りのプレーをし、ホイッスル終了時には2―0と無失点でベスト4に。
勝てば決勝の大一番は11月4日、はまゆう公園(横須賀市)で行われた。横浜市内の強豪チーム、FCカルパと対戦し1―1のまま、PK戦に突入。PK戦を制し、初の決勝へ進んだ。初優勝をかけた決勝戦の相手は酒匂エレス・リンダ。0―1と相手ゴールを奪えず惜敗した。
脇田莉央選手(6年)は「プレッシャーはあったが、無事関東に行けてよかった。関東大会でも頑張りたい」と意気込みを語った。関東大会は群馬で来年1月下旬開催。
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