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港南区・栄区版 公開:2011年11月3日 エリアトップへ

ネッツカップヴィッツレース東北シリーズチャンピオン 渡辺 圭介さん 上大岡東在住 26歳

公開:2011年11月3日

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夢を追うチャンピオン

 ○…車種はもちろんエンジンなどすべて同条件のもと競うワンメイクレース。一般ドライバーを中心として9月25日に行われたネッツカップヴィッツレース東北シリーズ最終戦でのチャンピオンに輝いた。アマチュアとしてレースに参加するようになって6年、「昨年は調子を落としていたので、練習や整備の回数を大幅に増やしました」と努力が報われた清々しい顔で話す。

 ○…18歳で運転免許を取得すると、すぐにレースに出ることを考えた。「小さいときから父にサーキットに連れていかれたから」と車好きな父の影響を語る。毎年レースに参加するようになった今でも、自分を支えてくれる父は大きな存在。走りに関しては寡黙な父だが「俺がちゃんと整備しておいたから行って来い」と送り出してくれる。ポイントによるチャンピオン争いの中で最終戦を終え、ふと見ると父がコース脇で万歳をしているのが見えた。「チャンピオンを取ったんだ」と確信。その瞬間父への感謝と喜びがこみ上げた。

 ○…レースの最中、特に集中力を要するのがコーナリング。曲がる瞬間にわずかに腕に伝わる感覚で瞬時に判断、巧みにハンドルを操作する。この感覚と操作の時間差が減ったとき「自分は上手くなったんだなと感じる」。レースの時間は約20分。納得できない走りをしたレースではとても短く感じてきたが、神経を研ぎ澄ませた今回は1時間にも感じたと笑う。

 ○…最高速度180Kmでサーキットを駆け抜ける。「レーサーはガードレールに激突した経験が一度はあるもの」。身をもって痛みを知っているだけに日常の運転でも安全に気を配る。目下の目標は11月12日、各地区のチャンピオンが集結して行なわれるヴィッツグランドファイナルでの優勝。「優勝者は1番のゼッケンを支給され、1年間着用できるんです」。日本一のゼッケンナンバーに思いを馳せ、次のステージであるプロを目指して走り続ける。
 

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