障がい者や高齢者の移動困難者の移動支援を行っている特定非営利活動法人「横浜移動サービス協議会」(中区住吉町)では、ドライバーとリフト付き車両を被災地へ派遣し、高齢者らの移動支援を行っている。
第1陣はヘルパー1人、車両1台が4月1日から岩手県石巻市へ出発。活動している避難所は、市街地の医療機関まで100キロもあるという山間部。そこで100人を超える要支援の高齢者を医療機関等へ、地元のスタッフと協力し、1日約10件の送迎を行っているという。
「現地には移動できずに困っている方が未だに大勢いる。長期的な支援を考えていくつもりです」と同法人副理事長の山野上啓子さん。第2陣で1人と1台、第3陣は市民のボランティア参加も含め3人と1台がそれぞれ出発し、被災地での活動を続けている。
山野上さんは「福祉車両を運転するのに必要な認定講習を、被災地で開催できるようになれば」と期待を込めて話していた。
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