横浜市民ギャラリー(JR桜木町駅10分)で10月2日(金)から18日(日)まで、横浜と関わりのある気鋭の若手作家、田中千智さんの個展が開催される。
現在国内外の展覧会などで活躍の場を広げている田中さんは、初期の重要なキャリアを横浜で築いた。2008年に中区の黄金町エリアで2カ月間滞在制作を行い、100人を超える地域住民の肖像画を発表。本展の開催にあわせて、この当時描かれた肖像画の一部が、日ノ出町〜黄金町周辺の協力店、約20店舗で再び展示(〜11月3日)される。
展示店の1つ「坂の上のそば屋 司」を夫婦で営む舞美代子さん(68)は、肖像画を描いてもらったのがきっかけで田中さんの作品のファンになったという。以来個展と聞けば駆けつけ、応援してきた。今回は自身が初めて購入した田中さんの作品なども特別に店内に展示する。舞さんは「1人の作家さんの成長を見られるのは幸せ。1番に見に行きたい」と開催を心待ちにしている。
なお市民ギャラリーでは10月3日の午後3時30分から、本人によるトークショーも開催。ゲストを迎えて黄金町滞在時のエピソードや作品について語る。
入場無料、午前10時から午後6時まで。問合せは同ギャラリー【電話】045・315・2828。
中区・西区・南区版のローカルニュース最新6件
|
|
貧困・飢餓撲滅へ 日本の若者たちがチーム設立11月23日 |
|
|
|