子どもたちの安全安心を願い1月12日、本町小学校で「防犯カルタ大会」が行われた。放課後キッズクラブの1、2年生30人が参加した。
図工室に運動用マットを敷き詰め、4〜6人のグループに分かれてカルタ取りに挑戦。伊勢佐木防犯指導員の藤平保之さん(69)が上の句を読み上げると、教室内は子どもたちのにぎやかな声に沸いた。
10年前に防犯指導員会が中心になって作成した同カルタ。内容は「警察に事件知らせる110番」「そのメール軽い気持ちが事件呼ぶ」など、現在も通用する内容。開催にあたり同指導員会の三好日出一会長(77)は「一つでもいいから覚えて、お母さんに話してください」と呼びかけた。当日は、テレビ局の取材もあり、カメラに囲まれたトップ賞の津久井瑞季くん(8)は「札の全部に気を付けようと思いました」と恥ずかしそうに話していた。
このカルタは、県内の刑法犯認知件数の増加やオレオレ詐欺の発生などを受け、2004年に防犯指導員会が中心となって作成。05年に伊勢佐木警察署と本町小学校でカルタ大会実施後は、刑法犯の認知件数が減少傾向に転じたことから10年間、使用されてこなかった。しかし、昨今刑法犯の認知件数が減少から再び横ばいになりつつあることから、伊勢佐木防犯協会(神田信男会長)が大会を企画し伊勢佐木署と共催した。
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