中区の本牧三之谷町内会(丹羽博利会長)と介護付有料老人ホーム「ヒルデモア三溪園」が6月10日、災害発生時の消防応援協力の覚書を締結した。
同町内会とその町内にあるヒルデモアは、東日本大震災を契機に、消防訓練を一緒に行うなど、相互の協力関係を築いてきた。また、同施設職員6人が山手消防団員としても活動するなど、地域防災にも積極的に参画している。
今回の覚書はその協力体制をより強固にするもので、災害発生時に消防隊が到着するまでの間、互いに初期消火や避難誘導及び介護等の応援活動を可能な範囲において行うというもの。
締結式には丹羽会長や同施設の中田和裕支配人、そして中消防署の林久人署長も出席。丹羽会長は「東日本大震災の時には周囲が停電になっても自家発電のあるこの施設は停電しなかった。今後も様々な形で連携を」と呼び掛け、中田支配人も「地域の方々と顔の見える関係づくりをめざし、できる限りの協力をしたい」と約束した。
中区内での町内会と福祉施設のこの様な締結は3例目。締結を見届けた林署長は「この締結でさらなる地域防災力の強化に期待したい」と話した。
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