横浜市内の子どもたちが海苔作りを体験する教室が2月25日、日本丸メモリアルパークで開かれた。主催はNPO法人ともに浜をつくる会(石田猛理事長)。
この教室は子どもたちに海の恵みや環境改善について学んでもらおうと、毎年続けられているもの。
この日は本町小学校=中区=など市内5校の放課後キッズクラブの児童や保護者など約140人が参加。会員のほか、元漁業者が指導役として協力した。
海苔作りの工程は、たたき、すき、干し、はがし。まずは子どもたちが大きな包丁を使い、たたきの作業。「トントントン…」と元気な声を出しながら、同会が用意した生海苔をペースト状にしていた。
海苔をすく作業では、正方形の木枠内にたたいた海苔を注ぎ、成型。見事四角になった海苔を目にした子どもからは、思わず笑みがこぼれていた。
海苔はその場で天日干しされ、参加者にお土産として配布された。戸塚区から参加した4年生の女子児童は「海苔の作り方はテレビで見たことがあったけど、やったのは初めて。緊張した」と感想を話した。
同会ではこうした子どもが浜辺に親しむ活動を続けていくため、企業からの協賛支援を募っている。
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