第12回日本都市計画家協会賞において、西区から2団体が表彰された。10月19日号の「カサコ」に続き、「一本松まちづくり協議会」を紹介する。
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行政と連携し継続してきた地域防災の取組みが評価され、優秀まちづくり賞を受賞した一本松まちづくり協議会。野毛山動物園に隣接し、道路が狭く高低差があり、木造住宅が密集している羽沢西部自治会・西戸部二丁目第一自治会の両者が2006年に立ち上げた。両自治会の会長が交互に代表を務めている。
もともと両自治会は市から防災上課題がある区域として指定されたのをきっかけに、04年から防災まちづくりについて学ぶ勉強会を重ねてきた。協議会設立後は丘陵地を利用した雨水利用施設「わくわく広場」や、08年には「防災まちづくり計画」を策定。狭い道路の拡幅や防災地図の作成、コンパクトな消防設備の設置などを進めてきた。
整備に関しては、自治会費のほか横浜市の「まち普請事業」などの助成制度を活用。わくわく広場の組立などは、地元住民の手で行った。
この取組みは、海外からも注目を集めている。10月23日にはJICAの研修員たちが視察に訪れ、米岡美智枝会長らが取組みを説明した。
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