伊勢佐木消防団の新団長に永田二朗さん(67)が4月1日付で就任した。
明治27(1894)年、市内に編成された3消防組の1つが伊勢佐木消防団の前身。消防団としては昭和23(1948)年の法律施行によりスタートした。加賀町、山手の各消防団同様に70年の歴史を持つ。活動エリアは伊勢佐木町をはじめ野毛町、日ノ出町、黄金町などで3分団に分かれており、5月1日現在、団員は149人と定員150人をほぼ満たしている。
訓練は分団ごと。ポンプなど機材の点検や基本動作の確認などは欠かさない。また分団に2人ずつ訓練指導者を養成し日頃から消防知識と技術の向上に取り組む。
2年ごとの「横浜市操法大会」は、団員のモチベーション維持につながるという。これまでは分団ごとの持ち回りで出場チームを決めていたが、今年度からは「分団の枠を超えたチームを編成し、まずは消防団の中で競い合い、その優勝チームを大会に出場させようと考えている」と語った。
自身は入団43年目の最古参。「昔は木造の建物ばかりで火事が頻繁にあった」と伊勢佐木町界隈の状況を振り返る。若いころから火事場に駆けつけ手伝いなどをしていたことから入団は自然な流れだったという。普段は創業102年の永田塗装(株)=中区曙町=の専務取締役を務める。
「大災害時は消防団の役割が重要」と背筋を伸ばした。そのためにも訓練をはじめ団員数をしっかりと確保しておくことが大切だと指摘する。
「消防団は地域とのつながりづくりにもなる。地域貢献の一環として次代の育成にも取り組んでいきたい」と話していた。
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