山下町町内会(栗田繁夫会長)の会員有志らが企画した地域交流イベント「山下町おとなりサンデー」が6月3日、同町内会館を会場に開催された。当日は子育て世代を中心に、山下町消防出張所の日比谷岳徳所長による防災講演の後、バーベキューやボードゲーム大会を楽しんだ。
同町内会は中華街を中心とした観光地ながら、近年マンションなどの建設により地域住民も増えているエリア。「隣に誰が住んでいるか分からない」。そんな状況を変えようと、フランスの「隣人祭」から渋谷などにも広まった交流イベントを見本に、住民自らが実行委員会を立ち上げて企画。役員の成り手不足により少年部(子供会)が今年度から一旦町内会組織を離れたこともあり、地域に新たな子育て世代の輪を広げていこうという狙いもあった。
初回開催で約100人近くが参加するという予想以上の反響に、自身も子育て世代である実行委員長の弥田有三さんは「今まで町内会に全く関わりのなかった家族の参加もあり、新たなつながりができたようだ。今後も夏祭りなど、定期的に近所の顔見知りが増えるような交流の場を作っていきたい」と話している。
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今回のイベントでは地域の飲食店や企業も巻き込み「企画者も一緒に楽しめる面白いイベント」になるよう工夫。おしゃれなチラシやSNSを駆使するなど広報にもこだわった。当日ボランティアで子ども向けのゲーム大会を企画したボードゲーム専門店「リゴレ」のオーナー、伸居智和さんも「地域とつながるきっかけになった」と喜ぶ。
また同町内会ではコミュニケーションツールの一つとして「LINE@」を開設し、新たな情報発信を始めた。弥田さんは、「今の時代、地域のイベントなどやらされている感があると続かない。今回のように自発的に集まった人たちとの交流を広げながら、ほどよい距離感で近隣住民がゆるくつながっていけたら。他の町内会の参考になれば嬉しい」と話している。
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