中区の連合町内会長連絡協議会の会長を10年にわたり務めてきた平山正晴さんが、5月に横浜市の町内会連合会(市連会)の会長に就任した。自治会町内会組織のトップとして、街づくりへの思いを聞いた。
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平山さんは、区役所や警察など地域の諸官庁との連携を密にすることで、情報を共有し明るい街づくりにつながると指摘する。「皆が仲良く肩をたたき合うような関係が大切」と話し、決しておごってはならないと自らを律する。
地域社会の発展が目的
2017年4月1日時点で、自治会町内会には市内全世帯の7割を超す123万世帯が加入、自治会町内会は2864団体、中学校区程度でまとめた地区連合町内会は253団体ある。
市連会は、それらをまとめる18区の連合町内会の代表者で構成されており、相互に連絡を密にし、地域社会の振興や発展をはかるために、定期的に情報交換を行っている。
平山さんは市連会の会長として、交通安全や防犯、防災関係などをはじめ、市の施策に関する全市規模の会議に多数出席し、多忙を極める。90代での就任だが、自身の健康管理には手を抜かない。「自分との闘いです」と語った。これまでも中区では連合町内会の顔として、昨年の区制90周年では実行委員長も務めた。
「各連合町内会の会長をはじめ区民の皆さんに支えていただいたおかげです」と姿勢は低い。
何事も一生懸命に
中区は横浜市だけでなく、神奈川県の中心地でもある。「中区が発展しないと始まらない」と地域の重要性を意識する。その街で「和気あいあい」とした雰囲気を大切にし、「高齢者や子どもたちが、住んで良かったと思える地域社会を作り上げていくためにも、何事にも一生懸命やっていきましょう」と呼びかけた。
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