鉄道模型製作・収集家の故・原信太郎氏のコレクションを集めた原鉄道模型博物館=西区=で企画展「東急電鉄展〜街と人のために〜」が12月3日(月)まで開催されている。
展示では東急電鉄の母体になった、田園都市(株)による鉄道を通じた都市発展の様子を紹介。
第2会場では日本で初めて軽量で強いステンレス製の車両を開発した、金沢八景の東急車輛製造(株)(現・(株)総合車両製作所)の技術開発の歩みを解説する。期間中、館外の建物1階には、同社が製作した日本初のステンレスカー7000系の側壁実物が展示されている。
「ぺこちゃん」模型が走行
同館の目玉である鉄道模型ジオラマ「いちばんテツモパーク」では、「ぺこちゃん」の愛称で親しまれた緑と白の東急デハ200形車両と、前述の7000系のルーツとなった原氏製作の「パイオニア・ゼファー号」の模型が期間中特別走行する。
会期初日の9月1日には、この2車両の出発式が行われた。車両が軽快に線路を走りだすと、来館者からは大きな拍手が送られた。
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