東京五輪・パラリンピックが開催される2020年夏に向けて横浜駅西口に新しいビル「JR横浜タワー」と「JR横浜鶴屋町ビル」の整備が進んでいる。昨年末には横浜タワーは外装と内装の工事、横浜鶴屋町ビルは基礎工事に着手した。
横浜西口にできる横浜タワーは地上26階、地下3階建てで延べ床面積が約9万8000平方メートル。横浜タワーから線路沿いに東京方面へ約170m離れた位置にできる鶴屋町ビルは地上9階建てで延べ床面積が約3万1500平方メートル。2つの施設は歩行者通路でつながる。横浜タワーには演劇の実演やパブリックビューイングも楽しめる映画館や商業施設が、鶴屋町ビルにはホテル、スポーツ施設などが入る。横浜タワーは横浜駅の南北連絡通路と横浜モアーズ、横浜駅中央北改札内(改札新設)とつながる。
JR東日本の担当者は「横浜駅の新しい顔づくりやエリアマネジメント組織への参画などによる街とのつながり、地域総合防災拠点の整備による災害時の対策になることを期待したい」と話した。
西口エリアの活性化や賑わい作りのため活動をしている(一社)横浜西口エリアマネジメントの担当者は「現在でも複数の商業施設で協力して行っているイベントなど、一緒に横浜駅のエリアを盛り上げていきたい」とさらなる賑わいづくりを期待している。
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