日本大通りの神奈川県住宅供給公社1階Kosha33にあるライフデザインラボ(船本由佳所長)が3月20日と21日、プレオープンから1周年を迎え、アニバーサリーイベントを開催した。
Kosha33は、同社の事務所部分だった1階を改築し「くらしリノベーション」をテーマに同ラボをはじめ、スタジオやカフェ、ホール(2階)の4つのスペースを設けている。同ラボは地域活動の情報収集・発信ができる「まちのコミュニティースペース」として平日昼間を中心に開かれている場所だ。
船本所長は、2013年に0歳児を持つ母親10人から始まった「ママ力の会」のメンバーとして本牧地区センターで活動。地域に眠るミシンを活用するプロジェクトなど様々な事業を実施してきた。しかし、17年1月に地域から集めたミシンを置く場所が閉鎖。新たな場所を探していたところ、同社からコミュニティースペースを新しく開設する話があり、同社が求める事業内容と合致、同ラボが結成された。
子育てコミュから進化
船本所長は「ラボの話をいただいたとき、正直ママたちだけで運営していくのは難しいと感じた」と振り返り、「子育ての悩みだけでなく、介護の悩みや引っ越したばかりで生じる不安とか多様な人が気軽に話すことができるコミュニティースペースにしようと活動してきた」と話す。現在は約50人が在籍し、幅広い年代が交流している。
1周年イベントでは、木工作体験やラボ発のオリジナルバッグなどが並ぶマルシェなどを行い、多くの親子が参加した。船本所長は「今後もイベントをきっかけに多様な人がつながることで、様々なくらしを共有し発信できる場所としていきたい」と意気込みを話した。
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