決意を述べるラミレス監督（左から４人目）と選手
あす29日に開幕するプロ野球セントラル・リーグのペナントレースを前に横浜ＤｅＮＡベイスターズは３月21日、中区の横浜赤レンガ倉庫のイベント広場で「出陣式」を行い、約３千人のファンが詰めかけた。
アレックス・ラミレス監督は「今年はキャンプ、オープン戦と非常に順調に来ている。今年こそ我々の年になると確信している」とここまでの仕上がり状況について、手応えを話した。ついで、同監督が今シーズンのキーマンとして宮崎敏郎選手、山崎康晃選手、筒香嘉智選手をあげ、３人が順番に登場。今シーズンへ向けた意気込みを語った。
今年の開幕投手は今永昇太選手。壇上で三浦大輔投手コーチから発表され、登場するとファンから喝采が送られた。今永選手は「開幕投手に指名してくれたことに対して、感謝の気持ちとやってやるぞという思いがある。期待される一方、都度裏切ってしまったので今年こそ監督の期待に応えられるように」と話し、最後には「絶対に勝ちます」と４年目で掴んだ初の大役に力強く話した。
開幕戦は横浜スタジアムで中日ドラゴンズを迎え午後６時30分にプレーボール。１９９８年以来の日本一に向けた戦いが始まる。
駅も街もベイ一色
開幕に合わせ、ＪＲ関内駅では昨年に続いて試合開催日に選手による構内放送を実施。今年は筒香選手、今永選手、山崎選手のほか、上茶谷大河選手、嶺井博希選手、桑原将志選手の６人が、混雑時のマナー順守などを呼び掛ける。
また横浜ビブレには高さ15ｍの筒香選手の巨大ＱＲコード装飾が登場。読み込むとオリジナルの映像などが見られる。
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