G20大阪サミットでも提供された「木材ストロー」を作る授業が7月18日、みなとみらい本町小学校で行われた。
同校の4年2組(赤岡鉄矢教諭)が今年度、総合の授業の中で取り組む「海の環境保護」の一環として実現。みなとみらいの港湾部でも多くのプラスチックごみが流れ着いていることを知り、脱プラスチックの取り組みを調べる中で木のストローの話題を発見。関係者に話を聞くことになった。
授業では考案者の環境ジャーナリスト・竹田有里さんと、製品化した住宅メーカーの(株)アキュラホーム社員が、児童たちの木材ストロー作成を指導。その後竹田さんが考案に至った経緯などを話し、児童からは製作方法などへの質問が飛んだ。
赤岡教諭は「児童には2学期以降、木のストローを地域に広める取り組みにチャレンジしてほしい」と話した。
木材ストローは、薄さ0・15ミリにスライスした木片をストロー状に丸めて作成。プラごみ削減や間伐材の活用促進方法として注目を集めている。
横浜市でもヨコハマSDGsデザインセンターの主導で、道志村の間伐材を活用した地産地消の木材ストローづくりへの取り組みを進めている。
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