神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

86.1MHz コミュニティFMが開局 中区初、本牧に拠点

社会

公開:2019年9月5日

  • X
  • LINE
  • hatena
本格的なスタジオ。左は笹原代表
本格的なスタジオ。左は笹原代表

 中区本牧町1丁目にスタジオを構える区内初のコミュニティFMラジオ局「マリンFM」が8月26日に開局した。地域のイベントや観光情報をはじめ、災害時には被害状況や物資配布情報など身近な情報を伝える役割を担う。

災害時の放送協定も

 運営会社は(株)横浜マリンエフエム=中区本牧町1の9=で中区本郷町出身の笹原延介さん(52)が代表を務める。周波数はFM86・1MHz、中区および西・南・磯子区の一部が放送エリア。

 開局当日には、中区役所と災害時放送協定を締結した。災害時には一般的なテレビやラジオ放送では伝えることが難しい身近な被害状況や物資提供の情報などを発信する。

 普段は、月曜から金曜日まで生放送の帯番組「ごきげんラジオ」(午前10時〜正午)と「はまカフェGOGO」(午後3時〜5時)のオリジナル番組をはじめ、横浜の名産品紹介やプロレスにバイク、釣り番組、また週末には大学生と噺家による「落語入門」など、バラエティーに富んだ編成となっている。また音楽制作会社を経営し、テレビゲームやCM音楽などを手がけてきた笹原代表が、近隣商店のCMなども制作している。


 笹原さんが同ラジオ局立ち上げに動き出したのは2013年2月。その2年前、3・11の被災地を訪れた際に、きめ細かな地域情報を発信するコミュニティラジオの重要性を知り、中区においてもその必要性を訴えてきた。当初、実現を疑問視する声も多かったが、粘り強く活動を続け協力者を増やし、そのつながりで国の補助金を活用することによりスタジオも整備できた。

 笹原さんは「災害時に役立つ放送局になるためには、普段から聴いてもらえるようにならないと。地域とともに作り上げる放送局にしたい」と意気込みを語る。

 市内のコミュニティFM局は、青葉と戸塚に続いて3局目。

中区・西区・南区版のトップニュース最新6

「県銘菓」で最優秀賞

中区香炉庵

「県銘菓」で最優秀賞

横浜らしさを和菓子に

4月10日

「お悔やみ窓口」全区設置へ

横浜市

「お悔やみ窓口」全区設置へ

秋から、遺族の手続き補助

4月10日

回覧情報をメール配信

本大岡地区連合

回覧情報をメール配信

デジタル活用し効率化

4月3日

機動的な避難設備導入へ

横浜市

機動的な避難設備導入へ

全国初「TKB」で環境改善

4月3日

動物園と図書館を改装

野毛山地区

動物園と図書館を改装

4月22日オープン

3月27日

子宮頸がんに新検診

横浜市

子宮頸がんに新検診

早期発見へ 支援体制強化

3月20日

意見広告・議会報告政治の村

  • ドラマの舞台を視察

    『119番』火事ですか、救急ですか! 市政報告

    ドラマの舞台を視察

    自民党市会議員(中区) 松本 研

    4月3日

あっとほーむデスク

  • 4月10日0:00更新

  • 2月6日0:00更新

  • 1月1日0:00更新

中区・西区・南区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

中区・西区・南区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2025年4月15日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

X

Facebook