市立みなと総合高校=中区山下町=の3年生が総合学習の一環で考案したオリジナルケーキ「幸せのランタンケーキ」が、横浜中華街にあるローズホテル横浜のレストランで期間限定販売されている。
ケーキはタルト風の手のひらサイズ。同ホテルが中華街にあることから、中国のランタンをモチーフにドーム型のタルトケーキのデザインに。赤、白、黄、金の4色を使い、中華街の華やかな雰囲気を表現した。
味は「よくばり」をコンセプトに、爽やかなレアチーズと濃厚なNYチーズケーキをメインに、チョコソースの苦み、ベリーソースの酸味、スポンジ生地をバランスよく5層に重ね合わせた。
価格は500円(税別)。ホテル内のレストラン「ミリーラ・フォーレ」で10月16日から販売中。テイクアウトもできる。
キャリア教育の一環
考案したのは、みなと総合高校3年生の佐々木美月さん、松林杏さん、天川奈波さん、井口榛名さんの4人。同校と地元サッカー・フットサルクラブのYSCCによるキャリア育成プロジェクトの一環として取り組んだ。
同プロジェクトは市内企業から出されたビジネステーマに対し、グループを組んで企画提案を行うもの。ローズホテルからは「若い世代にうける高校生らしいケーキ」がテーマに出され、校内でのプレゼンを経て佐々木さんらの班の案が採用。一部アレンジを加えて商品化した。
佐々木さんは「たくさんの味を表したかった。ホテルの皆さんが私たちの意図を読み取って褒めてくれたのがうれしい」と笑顔。同ホテルは「見た目、味の面でも考え付かなかった提案を頂き良い商品が生まれました」とコメントした。
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