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コレットマーレ医療モール「みなとみらいケンズクリニック」 感染症予防の注意点とは？ 取材協力／みなとみらいケンズクリニック 渡邊史郎院長
渡邊 史郎 院長
Ｑ・寒くなるとインフルエンザやマイコプラズマ肺炎など感染症が増えますが、どんなことに注意すればよいですか？
Ａ・感染とは病原体が体内に侵入・定着し、増殖することで、感染が引き起こす様々な病気の総称を感染症といいます。
感染の成立には、まず病原体の存在が必要で、２つ目に病原体が体に侵入・定着すること、３つ目に病原体の増殖が抵抗力を上回るという３つの要因全て揃うことが不可欠です。いずれか１つの要因でも取り除くことができれば、感染症になることはありません。
感染をしても必ずしも感染症になるわけではなく、抵抗力が高いと免疫が病原体の増殖を抑え込み、病気を発症しない場合もあります。
感染症の予防には手洗い、うがい、マスクなど保護具の着用、環境の清掃、換気などの対策が有効ですが、衛生管理だけでは万全ではありません。病原体が入ってきても撃退できるように、身体の抵抗力を高めておくことも重要です。そのために、規則正しい生活（十分な睡眠、バランスのとれた食事、適度な運動）を心掛けましょう。 十分なミネラル・ビタミン・蛋白摂取は免疫力を高め、疲労回復や病原体に負けない身体づくりに欠かせません。食事のみでビタミン、ミネラルを補充することが困難な場合は、サプリメントの利用やビタミンの注射、点滴なども有効です。
また、ワクチンのある感染症に対しては、予防接種が有効です。日頃の衛生管理と体調管理で、感染症に負けない冬を過ごしましょう。
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医療法人社団健生会 みなとみらいケンズクリニック
〒231-8331横浜市中区桜木町1-1-7 TOCみなとみらい３階
TEL:045-651-2588
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