地域食堂「さくらホームレストラン」の運営グループ代表を務める 後藤 清子さん 中区竹之丸在住 41歳
○…大盛況の地域食堂で来店者に目配りし、気さくに話しかけながら店を切り盛りする。予想以上の反響に驚きを隠せない様子だが「それだけ関内エリアで人が気軽に集まれる場所が渇望されてたということ。食事だけでなく子育てや介護、地域の困りごとを何でも相談できる場所にしていきたい」と意欲をみせる。
○…長野県出身。夫と小学生の子ども2人の4人家族。自身の経験から母親が一息つけるカフェ形式の子育て広場を立ち上げ、39歳の時に起業。関内のビルの一角で少人数制の保育園「ピクニックナーサリー」を運営し、ベテラン保育士や子ども同伴で働ける環境を作った。目指すは子育ての伴走者だ。「自分が子育てで頼ったのは保育園の園長先生や先輩ママ。卒園後も相談していましたね。支援制度は年齢で区切られてしまうけれど、子育て全体を俯瞰しアドバイスをくれる人の存在が大切」と話す。
○…起業前は映像の制作会社に勤務。映像の世界に憧れを抱いたきっかけは、小学生の頃に見た海外のクレイアニメや短編作品だった。大阪芸術大学に入学後、自主制作に没頭。「作品が誕生する瞬間に立ち合いたい」と、企画書作りからスタッフのスケジュール管理、機材設営、宣伝まで一手にこなした。この時の経験が地域・保育・アートと、異なるジャンルをうまく融合する今の活動に生かされている。
○…誰にでもざっくばらんに話しかけ、細身の体から発せられるエネルギーは実にパワフルだ。多忙のなかPTA役員を3年連続で引き受け「働くママたちも無理なく参加できる仕組み作りに取り組めたら」と、公私共に母親支援に注力する。日々周囲の支えに感謝しながら「関内ならではの地域のつながり」を模索し続けていく。
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