本牧山頂公園に竹刀のぶつかり合う音が響く―。普段は山手警察署の道場で稽古する山手少年剣武会の子どもたちが、3月17日に同公園で青空稽古を行った。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため道場が3月末まで使用できないなか、練習する機会を設けたいと剣武会を主宰する小野田進さんと妻の則子さんが公園の管理事務所に許可を得て開いた。
青空稽古初日となった17日には、小学生を中心に11人が参加。まずは正座して黙想。そのあと、手首を返して左右に竹刀を振り込む切り返しなどを行った。
2週間ぶりの稽古に子どもたちは元気いっぱい。夕方の開催で日没も近かったため、大塚実晟さん(10)は「(体を)動かしたい。足りないです」と口をとがらせていた。進さんは4月からの道場再開に期待しつつ、3月いっぱいは青空稽古を行う予定だ。
同剣武会(【電話】045・622・6902)には4月時点で小中高校生から一般まで44人が所属。毎週、火・金・土曜に稽古を行う。
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