本牧を拠点に活動するサッカーJ3・YSCCの理事長である吉野次郎さんに、不定期でコラムを綴っていただきます。今回のテーマは「高校3年生のみんなへ」。
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我々が所属するJ3リーグは、6月27日から今シーズンが開幕することが決定。この間、外出できない状況の中でオンラインでの活動が繰り返された。緊急事態宣言解除からわずか1カ月での開幕には、けが人が出ないことを祈るばかり。
一方で、かつてない非日常を経験した子どもたち。その活動は停止したままで、部活動の祭典であるインターハイや甲子園大会が中止になり、フットボールクラブの祭典であるクラブユース選手権は一旦、延期と判断。卒業年次にあたる3年生たちには酷な話で、在籍期間の集大成であるはずの大きな舞台、発表の場だけでなく目標を失い、精神的に追いつめられたことでしょう。
ただ、「悔しい」を得たからこそ、次は、スポーツや芸術を「楽しむ」ということに視点を置いてもいいのではないかな。
人は、この世に生み出された時から、誰かのために…という使命感を与えられていると感じている。これまでに培った君たちの専門性は、誰かのために役立てられる。役立てるとは、大好きで行ってきたスポーツや芸術を続けること。それが自分の成長にもつながる。継続は力なりだよ。
わがクラブは、他のJリーグクラブにはないたくさんの仲間を受け入れるカテゴリーがある。フットサルのFリーグに参戦、セカンドチームや中高生年代、20歳代から50歳代の方まで楽しめるクラス、女の子のクラスもあり、複数の大人が進路相談にも乗れるよ。
是非、クラブへアクセスください。ともに今を乗り越えよう!!
◆吉野次郎(よしの・じろう)/1965年、中区本牧生まれ。YSCCには1986年のクラブ設立から関わり、現在は運営法人の理事長。
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地元奉仕団体 新会長の横顔 Vol.710月17日 |