横浜ベイエリアの新たな交通の軸として、横浜駅東口から山下ふ頭までを結ぶバス「BAYSIDE BLUE」の運行が本日23日より始まった。それに伴い都心臨海部を走るバス路線の再編が行われ、乗換利便性などの向上が見込まれている。
この新路線は2015年に策定された「横浜市都心臨海部再生マスタープラン」を踏まえたもの。都心臨海部全体の回遊性を高めるため、まちの賑わいづくりに寄与する新たな交通の導入として、横浜市交通局によって企画された。
水際線沿いではMICE施設や商業施設の整備などにより、移動需要の増大が想定されているため、交通機関の早期導入による回遊性の確保が求められていた。このような背景から、横浜駅東口から山下ふ頭までの水際線沿いを中心に、パシフィコ横浜や赤レンガ倉庫、中華街など主要な施設を通るルートが誕生。午前10時から午後7時までの間におおむね30分間隔での運行、約6Kmの距離を40分前後で走る。
市内初の連節バス
また一度に多くの乗客を運ぶことができる全長約18m、定員113人の連節バスが市内で初めて採用され、水際線沿いを疾走するイメージからBAYSIDE BLUEと名付けられた。車体には連節バスを「2つの波」に見立てたシンボルマークが施されている。
今回の運行開始にあわせ、都心臨海部の既存バス路線「あかいくつ」「ぶらり三渓園BUS」「ぶらり野毛山動物園BUS」を再編。あかいくつでは「ハンマーヘッド」バス停をルートに加えることで、「ピアライン」との乗り換えを可能にするなど、利便性を強化したバスネットワークが構築される。また「ぶらり赤レンガBUS」は、BAYSIDE BLUEとルートが重複するため運行を終了。
市交通局の担当者は「導入によって市民だけでなく、観光で訪れる人にも横浜の魅力を感じてもらえたら」と話した。
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