フェリス女学院大学の学生が「百人一首」を題材に考案した給食メニューが、市立中学校の配達弁当「ハマ弁」の1月12日と20日の献立で提供された。
メニューを考案したのは同大学文学部の谷知子教授による「プロジェクト演習」を履修する2年生の学生ら。同演習は実社会で求められる課題解決力を実践的に学ぶ科目で、過去にも同じく百人一首をモチーフに中区の和菓子店「香炉庵」の最中のパッケージデザインなどを手がけている。
競技かるたマンガのブームから、今年度は北方小=中区=と緑園東小=泉区=の協力のもと百人一首をモチーフにした給食作りに挑戦。百人一首79番の「秋風にたなびく雲の絶え間よりもれ出づる月の影のさやけさ」をモチーフに、ワカメで夜空、卵で雲間から見える月を表現したたまごの汁物のほか、もみじ麩を使ったすまし汁、鶏肉の竜田揚げが採用された。昨秋、両校で給食に出したところ好評だったという。今回はそのメニューをハマ弁用におかずを追加したスペシャル献立として提供した。
神奈川中=神奈川区=では12日にハマ弁デーを実施。食育の一環としてメニューや栄養に関する話を校内放送で流した。生徒会会長の石田颯士さんは「初めてハマ弁を食べたがご飯も温かくて美味しかった」、書記の小平葵さんは「ハマ弁はベイスターズなどのコラボ献立も多く楽しみ。自分でもメニューを作ってみたい」と話した。
今年4月からハマ弁は、デリバリー型中学校給食として実施される。
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