最新技術を使ったピアノの発表会が2月14日、横浜市役所1階広場で行われ、ピアノ初心者のシニア男女5人が練習の成果を披露した。
単音のメロディーを弾くと伴奏やペダル操作が自動で行われる「だれでもピアノ」を使用。ヤマハと東京藝術大学の研究グループ(新井鷗子特任教授)が共同開発したもので、指1本でもピアニストのような演奏が奏でられるのが特徴だ。
今回は65歳以上のシニアが全8回のレッスンを受け、本番に臨んだ。最高齢で参加した中区山下町在住の鈴木正敏さん(85)は以前からピアノへの憧れがあったといい、毎日自宅のキーボードで練習を重ねたという。「いくつになっても挑戦できる。素晴らしい機会を与えてもらった。これからもピアノを続けて街角の(ストリート)ピアノで一曲弾けるようになりたい」と鈴木さん。だれでもピアノのシニアレッスンは今秋に2回目を開催予定。7月から参加者を募集する。
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